フィレンツェの伝統行事カッロ・マット
9月、フィレンツェで開催される「カッロ・マット」。
秋の収穫を慶び神からの祝福を受けるお祝い事で、この日、フィレンツェ近郊の村ルフィナからフィレンツェへワインが運ばれた伝統行事の一つ。
この行事の何よりの見どころが、カッロ・マットと呼ばれるワインボトルが積み上げられた荷車である。カッロ・マットとは狂った荷車で、写真の通り、2000千本のワインボトルが積み上げられた荷車が登場するのだ。(3000本との噂も!?)これをフィレンツェ北東約30km離れたルフィナからフィレンツェへ運ぶわけだから、驚きである。
フィレンツェが共和国だった14世紀、ワインとともに周辺群部が村の鍵を共和国に渡すという服従を示す行為も含まれていた。
フィレンツェに荷車が到着した後はドゥオモで祝福を受けシニョーリア広場へ向かうのが通年のルートだが、今年は到着場所が共和国広場であった。それほど大層なイベントではないものの、旅行中に出会えば面白いものではある。
9月の最終土曜日午後(3時半ごろから開始で、最終4時過ぎには広場に到着するのでは?と思う)に開催される。
広場に到着した様子を動画にしました。よろしければご覧下さい。
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