フィレンツェのインテリアショップ「ジュリアBカーサ」
サンタ・マリア・ノヴェッラ広場からアルノ川に向かう通りに、フォッシ通りという道がある。そこに、とても惹かれるディスプレイ(林檎の刺繍の可愛らしいこと!)のお店があるので思い切って入ってみた。思い切ってとは、私には素敵過ぎて購入目的なく入店するには勇気が必要だったのだ。
春を呼ぶ展示も魅力的!こんなテーブルセットに憧れるなぁ。このランチョンマッチョすごく良い。緑好きの私には、たまらない色の組合せである。
ドキドキしながら入店したら、お店の中には素敵が溢れていた。
テーブル周りやバスルーム、寝室を彩るコットン・リネンの布類や食器にインテリア、そしてガーデン用家具も販売している。
店内はシンプルなデザインが目立つが気品に溢れ、ため息のでる空間が演出されている。
こういう丸型の布は、ランチョンマットにもナプキンにもなるのね!柄物のお皿と白が清潔感があって、美しい。
展示の仕方も美しいのよ。多分、こういうシンプルさは日本人受けするのではないだろうか?和風にも合わせれるし。
シンプルも綺麗だが、こういう反対色の組合せもカッコいい。ブルーのリネンはコースターなのかしら。透明のお皿の下に敷いて見せるのも良き!夢が膨らむ商品たち。
刺繍は物によっては古臭さがあるが、これらの柄は限りなく繊細で上品である。
オーナーは、日米ハーフのジュリアさん(写真の方)。どうりでジュリアという店名がGiuliaではなくJuliaだったわけだ。
すごく素敵で気さくなジュリアさんは、フィレンツェ在約30年のいわゆる「fiorentina adottata フィレンツェ帰化人」とも言える。(フィレンツェ帰化人とは、フィレンツェ生まれではないがフィレンツェ長期滞在でほぼフィレンツェ人になった人をこう呼ぶのである。)故に、アメリカと日本とイタリアの良いところを見てきた国際人であられる。
日本語も問題なく話されるので日本人観光客も言葉に困ることはない。
これらの美しい商品の特徴は、ジュリアさんが厳選した世界中の高品質素材を使用して腕の良い職人が製作しているということと、デザインはジュリアさんもなさっているようである。センスの良い商品は、厳選された職人技の極みなのだ。
物によってはオーダーメードもできるそうで、お店の奥にあるお庭でお茶を飲みながら商談できるそうです!何もかもが素敵!
ご興味ある方は、是非、お店に立ち寄ってみて下さい。
Julia B.Casa (クリックするとHPへ)
Via dei Fossi 33r
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