モンテプルチャーノ訪問
映画「トスカーナの休日」の舞台となったモンテプルチャーノを訪問。5月というのに雨が多く寒い1日だった。しかし、外国人や主にイタリア人の観光客で賑わっており、この町の観光地としての人気ぶりが伺える。
モンテプルチャーノの見所は何よりもまず、トラバーチンの白が綺麗なルネサンス様式の建物が残る上品な街並みである。
標高の高い町ならではの建物の間から垣間見える風景も素晴らしい。ここから眺める景色は、モンテプルチャーノの東側で、遠くに見える薄い水色の線はトラジメーノ湖だ。
モンテプルチャーノの西側は、糸杉とオリーブの間に美しい教会が見える。テラコッタの屋根と丘陵地の色合いがとても良い。
旧式のチンクエチェント!乗り心地は不便だろうけれど、本当に可愛らしい。辛子色も素敵だ。
こちらもまた絵になる車で、レンガに赤は最高の組合せ。
モンテプルチャーノはワインの里でもあるので、街中にいくつかワイナリーが存在する。トスカーナの多くのワイナリーは町から離れた郊外に行かねば訪問できないが、モンテプルチャーノは街中にいてワイナリー訪問が出来るのだ。
物語風の薔薇のアーチが美しいお宅。多くの観光客が写真を撮っていた。写真に撮られる家の主人は、どんな気持ちだろう?洗濯物を干すのも考えてしまいそうだが、ポストカードになりそうに素敵だ。
私の大好きな小道。アーチがとても良い。
標高の高い町に付き物の大通りを結ぶ急な坂道の路地。住むには大変だが、観光客には素敵な風景である。
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