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フィレンツェでフレスコ画体験教室
壁画装飾のひとつであるフレスコ画とは、消石灰を主原料に骨材(砂等)を調合した漆喰を壁に塗り、この漆喰が生乾きのとき、要するにフレスコ(新鮮)なときに、水で溶いた顔料(耐アルカリ性)で絵を描くことです。こうすることで化学反応が起こり、発色がよく耐久性のある壁画が生まれたのです。フレスコ画が発展した町フィレンツェで、イタリア人画家から学ぶフレスコ画体験2日間コースです。
- 1日目
- まずは、先生から作業の説明をききます。
- 前日に先生が用意した下地(アリッチョ)を土台に塗ります。
- 下絵を準備します。下絵に必要な写真や絵などをご準備下さい。
- 色の準備をします。
- 2日目
- 漆喰を上塗りします。
- 漆喰の上に下絵を貼り、ペン先で漆喰に穴を開けます。
- 漆喰が乾かないうちに(約1時間)、色を塗ります。
作業終了後、フレスコ画を乾かします。作業後、すぐにお持ち帰っていただけますが、この場合は丸型ケーキを運ぶように気をつけて運んでください。または同日の午後17時以降に取りに来ていただくこともできます。郵送も可能ですが、この場合は別途郵送料が生じます。
- 先生が用意するもの
- 土台(大きさはその時々で変わります。お申込み後、わかり次第ご連絡致します)、漆喰、ピグメント(色)、下絵用の紙、筆、鉛筆、キャンバス
- 生徒が用意するもの
- 絵または写真など下絵の参考となる資料。参考となる絵を使用せずにフリーハンドで描いていただいても結構です。
- ※アトリエには絵の参考にしていただける資料はございません。
- 先生のプロフィール
フランチェスカ・タンゴッチ
1969年フィレンツェ生まれ。フィレンツェの美術アカデミー校卒業。その後、様々な工房にて画家として活動、1971年に自身の現在のアトリエを開業し、肖像画、複製画などを製作しています。ほか、個人邸宅へ赴き、要望に応じてルネッサンス風のまたは現代風の題材を用いた壁画の仕事にも携わっています。
フィレンツェ美術アカデミーとは?
メディチ家コジモ1世によりアカデミア・デザインが設立されたのは1563年のことです。設立当初はミケランジェロが名誉会長として迎えられました。その後1784年に美術アカデミーとして生まれ変わり、現在もフィレンツェの名門美術学校として存在しています。
- コースは午前9時から開始です。
- フィレンツェのサンタ・クローチェ広場近くのアトリエで開催されます。
- 所要時間は2日間、1日につき約3時間です。各生徒の技術の違いで進み具合に多少ずれが生じます。
ツアー料金(1名様/税込)
参加人数 | 2日間 |
---|---|
1名様 | 240ユーロ |
2・3名様 | 120ユーロ |
お問合せ・お申込み
- 4名以上の場合はお問い合わせ下さい。
- 講師代、材料費を含みます。
- コースは基本的にイタリア語です。
- 日本語アシスタントは50ユーロ/1日です。
お問合せ・お申込み
- フォームが送信できない場合は、メールにてご連絡ください。
- 2日以上返信がない場合は「迷惑メール」ボックスもご確認ください。
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