モンティッキエッロ観光情報。
世界遺産ピエンツァから車で15分ほど走ったところに、まるで時代から取り残されたような静かな村モンティッキエッロが現れます。
町を1周するのに5分とかからないほど小さい町ですが、小さい村の中を散策したり美味しい食事とワインで食事を楽しんだりベンチで景色を眺めたりして一日中のんびりと過ごしてみたい気分にさせます。
ここからの眺めは糸杉の並木が美しくまるで絵画のようで、最も美しいオルチャ渓谷の眺めを堪能できます。その眺めは、まさに想像していたトスカーナ、オルチャ渓谷という景色です。
7月になると、Teatro Povero「貧しい劇場」が開催されます。実際の農民生活を反映させた劇は、1967年に初演されて以来、夏の一大イベントとなっています。
村の中心には、13世紀末に建てられた聖レオナルドと聖クリストファロの2人の聖人に捧げられた教会があります。小さい村にしては、大きな教会でかつてそれなりに重要な村の一つであったことが伺えます。
内部は18世紀に改築されましたが、1933年に修復されました。この時、14世紀に壁面に描かれたフレスコ画が蘇りました。訪れたこの日は、ちょうど結婚式の準備がなされ、いつもより着飾った姿の教会を見ることができました。素朴な、しかしながら愛情が込められた素敵な結婚式となったことでしょう。
何もない、という良さがここにはあります。
石畳の道、手入れされた植木、趣のある路地、何もかもが不思議と魅力的です。
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