アンギアーリ観光
アンギアーリ とコルトーナツアーは、コルトーナでフラ・アンジェリコの「受胎告知」を堪能し、レオナルド・ダ・ヴィンチの幻の壁画「アンギアーリの戦い」の舞台となった アンギアーリ を訪れるツアーである。
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- アンギアーリとコルトーナツアー
アンギアーリ訪問
アンギアーリのレストランで昼食を召し上がっていただく。品の良いインテリアの店内に優しいおじさんが給仕をして下さる、ほっこりとするお店である。
アンギアーリは14世紀からフィレンツェの支配下で苦しんできた小さな村である。何があるわけでもないこの村の名が、今も世界中の人々に知られるのは、レオナルド・ダ・ヴィンチの幻のフレスコ画「アンギアーリの戦い」のおかげだろう。ヴェッキオ宮殿の500人の間のヴァザーリの絵の下には、果たして何かが残っているのだろうか?今も残るのは、レンブラントの習作とフィレンツェが勝利を収めた戦いがあったという歴史的事実だけである。
600年も昔の戦いなどすっかり忘れたとでも言いた気な長閑なアンギアーリの通り。
時に忘れ去られたような村、それでも数人のイタリア人観光客が歩いている。
何処も彼処も写真スポットとなり得る魅力を持つ村である。
こういう村に来るといつも思う。洋燈に明かりが灯る時間帯は、どんな姿を見せてくれるのだろう?ぼんやりと暗くなる頃は、さらに雰囲気が増すであろう。怖いぐらいに・・・。
人の気配は、春風に揺れる洗濯物と、通りを闊歩する可愛がられているなと感じられる猫から。
桜桃だろうか、見事に咲いている。トスカーナで咲く、桜に似た花は、アーモンド、杏、桜桃、そして西洋ももに西洋梨など。順繰りに咲いては、のどけし春の移ろいをひっそりと告げている。桜に似たこの種の花は和のイメージが強いが、糸杉が伸びる淡い緑の丘陵地を背景にしてもとても似合う。
レンギョウも咲いていたので、つい欲張りにも両方の花を入れてしまい、花が主役か町が主役かわからない写真になってしまった。木蓮(写真にはないが)もレンギョウも咲くトスカーナなのである。
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