アレッツォのアンティーク市
6月初旬に、6日間のトスカーナツアーをご案内させて頂いた。ご案内したツアーの基本の旅程はトスカーナの小さな村を巡るだが、お話を伺っているとアンティークがお好きだというのが判明。そこで、アレッツォで毎月第一週末に開催されるアンティーク市があるとお伝えすると、是非訪れたいということで、私にとっても初めてのアンティーク市へ。
イタリアで一番古い歴史をがあるというアレッツォ・アンティーク市は、今年の6月でちょうど50周年を迎えた。いつもは中世らしさが漂うアレッツォの中心地グランデ広場も今日は屋台が所狭しと並ぶ。
何かお宝があるやろか?とわくわくしながら、広場、通りに並ぶ屋台をぶらぶらと見て歩く。
食器類はイギリス製が多かったかな?リモージュと書かれた札も見たけど、あのリモージュ?
アンティークがお好きなお客様は、多くの商品から秒速で素敵なものを探し出す魔法の目をお持ちである。2種のティーカップだけ欲しいけど帰りに買うことにすると決められが、後で戻ってきたときには多くの商品の中から欲しいと思われた2種だけが売却されていた。残念と思うと同時に的確な審美眼に脱帽である。
これはセット買いのみで、ジノリの前身時代の物って言ってたな。日本へ郵送もできるとのこと。
アンティーク市に出ている商品は使用品と聞くとちょっと気が引けるが、昔、ロンドンのアンティーク市でスージー・クーパーのティーカップとお皿を4客購入したことがある。それらは今でも私にとって大切な宝物で、使うたびに浮き浮きすることを思うと、気に入ったものがあれば使用品かどうかなんて気にならないものか知れない。
こちらはイギリスはシェフールドのステンレス製品。私、シェフールドには1年滞在したことがあるので、こんなところでこの名に出会えて嬉しい♪ アンティーク感はないけれど、美しい曲線を持つナイフとフォークのセット欲しかったな。
これは銀製品?砂糖入れが優雅で素敵!プチチョコレートを入れてもいいかしら。こんな容器で優雅にお茶会したいわ〜。ダウントンアビーみたい♪ さしずめ私は下の部屋で銀食器を磨く小間使やな。ふふふ〜。
鍵もたくさん売られていた。大きさや意匠によるが、5ユーロから10ユーロぐらいかな。飾って置くには素敵だけど、イタリアは今だにこれが実用で、日本人泣かせのトイレの鍵なのだな。開けるときは大体が反時計回しで、落ち着いて鍵と穴を合わせて1回か2回まわせば、ちゃんと扉が開くから!
家具も素敵!イケアで買った自分が悔やまれる〜。
あちらこちらで満開のカモミールの花束が飾られており、アンティークな商品に似合っている。
本も、絵も、額縁も、なんでもある。飾り方がお洒落。
ゆっくりとアンティーク市を覗きながらアレッツォの町を観光した後は、チーズ屋さんで軽くランチを。購入したものを見ながら、暑かったのでさっぱりとプロセッコと、チーズ盛合せをいただいて次の目的地へ移動した。
Fiera Antiquaria di Arezzo アンティーク市 ホームページへ
毎月第一土曜日(夏時間は9時から20時、冬時間は9時から19時)・日曜日(夏時間は9時から19時、冬時間は9時から18時)
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毎月第一土曜日・日曜日開催。日本人ライセンスツアーガイドといくアレッツォアンティーク市ツアーです。アレッツォとアンギアーリなどの村と組み合わせることができます。詳しくは、お問い合わせ下さい。