アレッツォのサン・ドメニコ教会

だいたいどこの町でも、フランチェスコ会の修道院とドメニコ会の修道院が対をなすように存在する。アレッツォも然り。

托鉢修道会なので教会前には説教をする広場があり、清貧を重んじるので教会は質素である。13世紀に建築が始まったゴシック様式のサン・ドメニコ教会は確かに質素ではあるが、教会内はスピネッロ・アレティーノをはじめとする地元の画家の力作で飾られている。

中でもチマブエの磔刑図は目を引くものがある。建築と時代が同じだからか、とてもしっくりとくる。

ドラゴンのシンボルがかっこいいゴシック風のドラゴマンニ家のお墓。「博士たちの間のキリスト」のフレスコ画は14世紀のもの。キリストの左隣の博士の帽子がユニークだ。
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