レ・マッキオーレ
カヴェルネフラン100%のワイン・パレオで世界に名を馳せたレ・マッキオーレを訪問。
畑のカベルネフランもすくすくと育っている様子。たくさんの蕾が開花を待つ。これがパレオになるのだ。
この芸術作品は、ノーベル文学賞を受賞したジョズエ・カルドゥッチの記念碑。
トスカーナの西に広がるティレニア海の海岸まで8キロもあるかないかという海沿いの畑は、標高が低くて平地。トスカーナ内陸とはかなり違う畑である。
発酵タンクはステンレスとセメント。
今日はボトル詰めのためにワインを移動させていた。度々、醸造施設に入るとふわ~んと発展途上のワインの香りがするが、この日は完成したワインの香りがしていて、とても心地が良い。
ラベルを貼って、箱詰め作業。ラベルは機械だが、包装紙に巻きと箱入れは手作業。お疲れ様です。
地下の温度・湿度管理された樽貯蔵庫。フランス製オーク材のバリックのみ。
ここでもセラミックで熟成したワインを実験中。この手のワインは、トスカーナの特にビオやビオディナミワイナリーで流行っているけれど、うーん レ・マッキオーレのものはどういう味になるのか、楽しみである。
試飲は下から2種類、3種類、4種類と、試飲するボトルで料金が変わる。
- メルロー100%のメッソーリオ
- シラー100%のスクーリオ
- カベルネフラン100%のパレオ
- ボルゲリロッソ(上記3種を混ぜたもの)
ボルゲリロッソは2015年。2015年から、シラー20%ではなくシラー10%とカベルネ・ソーヴィニヨン10%となった。草、果実、そして時間が経つと黒胡椒と、変化が面白い。草と果実の間に何かがあるのだが、うーむ。修行不足じゃ。
どのワインもお家でゆ~くり時間をかけて味わいたいのぅ しかし、お値段が・・・。手間と愛情がかかっている分のお値段とは重々承知ではあるが、メッソーリオ2本で息子のサッカー教室払えるで。
黒板にメッセージを書き残すことができる。『Ici je suis ailleurs』とフランス語で書いてあるが、ここでは私は違うところにいますというような意味?フランス人へのボルドーとは違うでって警告?
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