ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ試飲会2016年へ。
招待状が届いてから待ちに待った新作ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの試飲会へ行ってきた。
霧の深い日で、モンタルチーノの町から眺められるオルチャ渓谷のすばらしい景観も今日は真っ白で何も見えず。それはそれで、雰囲気があってよいのだが。町に近づくにつれて、普段は見かけない路上駐車がしてあり、会場外からも賑わう様子が伺われ、どきどき感がさらにアップする。会場は要塞の中庭。
我々は11時ごろに到着したのだが、お昼過ぎになるとさらに込み合い出した。楽しみにしていたBionndi SantiもCasanova di Neriも参加していず残念だったが(当たり前か)、2005年のブルネッロ・ディ・モンタルチーノと、当たり年といわれる2004年のリゼルヴァが試飲できる。
試飲したいずれのワインも、ブルネッロ特有の香りがするのだが、どこか微妙に味が違う。フレスコバルディのカステル・ジョコンドも参加していたので試飲をしたが、残念ながら私的にはイマイチだった。単品で飲むとおいしいのかもしれないが、比べて飲むと違いがわかっておもしろい。そういえば、キャンティクラシコの有名ワイナリーAも、今年は気候のせいで一斉収穫しなければならなかったのと、経費削減のためぶどう収穫に機械を導入(!)したそうだが、有名だからといって美味しいワインを造るわけではないのだ。
前回のキャンティクラシコでの失態(飲みすぎで唇と歯が紫に・・・)を繰り返さないように、試飲も口に含む程度で、なるべく多くのワイナリーを試しているうちに、ワイナリーの規模がとても小さく、いかにも農家のおじちゃんという方が造り手なのだが、「おおッ!」と唸るワイナリーを発見!日本には見入荷なのだが、ツアーでご案内できればと思案中。
最後に、いつもお世話になるワイナリーPiombaiaのロベルトさんと息子のヴィットリオさん。ヴィットリオさんで3代目のワイナリー。モンタルチーノという土地を代表するワイナリーの一つなのだ。
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