イタリアワイナリー巡り【ブルネッロ ・ディ・モンタルチーノワイナリー】
- 5月2日ワイナリーツアー
- ブルネッロ ・ディ・モンタルチーノワイナリー
- モンタルチーノ
- シエナ
- キャンティクラシコワイナリー
日本から欧州への旅行が難しい中、嬉しいことに5月にツアーの予約が入った。お客様のご要望で少しアレンジを加えたワイナリーツアーに出発!
朝のピックアップ場所はミケランジェロ広場。修復で清掃されたダヴィデ像が黒光りしており青銅だったことを思い出させてくれる。さらに凛々しく威厳が増し、高台からフィレンツェを守っているという風格がある。
午前は、ブルネッロ ・ディ・モンタルチーノのワイナリーを訪問。このワイナリーを訪れるのは2年ぶりとなる。コロナ前には、本当に頻繁にお世話になっていたので、久しぶりに門に入った時の高揚感と来たら!
まずは葡萄畑を見学。新芽が伸びた萄の木が気持ち良く、5月の葡萄畑は生命が再生しているのを感じることができて、面白い。最近ではほとんどのワイナリーで、葡萄畑の土壌を豊かにするために化学的無肥料の代わりにあぶら菜や豆類を植える。この葡萄から出来たブルネッロ ワインが販売されるのは、2027年のことである。
ワイナリーの人懐こい猫ちゃんが挨拶に来てくれた。撫でて攻撃が凄いのもまた、歓迎されているようで嬉しい。ただいま!またよろしくね。
ワインの醸造の話を伺う。何度聞いてもワクワクする化学反応である。学校の化学の授業が醸造に限らずともこのような実際の話をしてくれていたら、さぞかし面白かったろうに!(いや、先生は話されていたのかも知れないけど・・・)
やはりツアーの最大のお楽しみは、試飲タイム。試飲するブルネッロ は最新のもので、2017年。ああ、もうそんなに時間が経ったのかとワインのヴィンテージで時の流れを感じる。2017年は、それはそれは暑い年だった。そこで単純に考えると、この年のワインは果実味たっぷりでアルコールの強さを感じる豊満なイメージだが、このワイナリーの畑は標高が高いので、綺麗な酸も十分あり暑苦しさを感じさせない。
ワイナリーのすべてのワインの美味しさに唸りながら、お昼に近づきつづあるのでモンタルチーノへ移動する。
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