ポッジョ・ディ・ソット訪問
爽やかな1日、モンタルチーノ滞在のお客様をお迎えして、ワイナリーツアーへ出発。訪問ワイナリーは、ポッジョ・ディ・ソットだ。コロナを経て2年ぶりである。
ポッジョ・ディ・ソットの畑から眺める景色。
奥に見えている施設は、ポッジョ・ディ・ソットと同じオーナーが、2016年から所有するブルネッロ ・ディ・モンタルチーノワイナリー「サン・ジョルジョ」である。ポッジョ・ディ・ソットのワインの発酵は、今ではこちらの施設のタンクで行われる。
このワイナリーの葡萄は、とても小粒だ。そして、とても美しい。赤ワインに重要な要素が、厚い皮の中にしっかりと凝縮している。
施設の説明が終わり、ロッソ・ディ・モンタルチーノ2018年とブルネッロ ・ディ・モンタルチーノ2017年を試飲。
いずれもアルコール度数14%。2016年までは温暖化の気候にもかかわらず度数を13,5%に抑えていたが、2017年から14%になっている。2017年は驚くほどに暑い年だったが、2018年はそうでもないのに14%ということは、発酵場所も変わった上に方針も変わったのだろうか?
ポッジョ・ディ・ソット訪問後、ワイナリー「バンフィ」のレストランへお送りした。畑の奥に小さく見えるのが、バンフィのお城だ。
通常のツアーは16時ごろにはモンタルチーノを去るので、夏の夕暮れ時を見ることはない。しかし、この日はお客様が夕食を終えるのを待ってモンタルチーノへお送りするというプランだった。このように、時々出会うモンタルチーノの日暮れはうっとりするほど美しい。
遠くから聞こえる家路を急ぐ車の音のほか、辺りを静寂が支配する。蜜色から次第に青に変わる空の下、香草の匂いを乗せた涼風が気持ち良く、贅沢な時間が過ぎる。
ツアーはモンタルチーノ泊もオススメです。村の中のホテルも、村の周辺のアグリツーリズモ、ワインリゾートなど、宿泊も様々な選択があります。ご興味ある方はお気軽にご相談くださいませ。
ブログランキングに参加しています。よろしければ、応援クリックお願い致します。