花満開キャンティ地方の宿
キャンティ地方のB&Bは、丘陵に植えられた葡萄畑の畝を超えて到着する。6月にお客様2組をご案内した宿である。
入り口の門を入り、玄関へ向かう。私はいつもここの門をくぐると、なぜかしら物語の世界へ入る気分となる。不思議な国のアリスとか、秘密の花園とか、ピーターラビットとか。何がそうさせているのだろう?置物が素敵だから?石造りの家?芳しい花の香り?
こんなテーブルで食事をしたら、きっと素敵だろうな。
香りの良い蔓薔薇が満開である。宿のマダムが名前を教えてくれたのに、忘れてしまった。すごくいい香り。
朝食のテーブル。生活するだけで精一杯の私だけれど、いつかはこんな食卓で朝食を食べたい。少しずつ揃えていけばとは思うのだが、食べ盛りが2人もいると、少しずつさえままならない。今は素敵なものを見て、頭に記録させるに留まろう。
ここの宿は、どんな細部も私の琴線に触れまくりで、この戸棚なんてもう最高に好き!
うちの旦那は「何もない」というのが好きなタイプである。私は、反面、物が置かれているのが好きである。物があるのに決して雑多な印象を与えない、この絶妙な調和がなかなか難しい。
今日のお部屋は天蓋付き。宿にある3つのお部屋。それぞれに個性があるので、どれにしようか迷ってしまう。
キッチンへ続く扉。天気の良い日の夕食は、キャンドルに灯されたお庭のテーブルにて、マダムの手作りトスカーナ料理をいただく。
日々の喧騒を忘れて、五感を休める宿。
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