夏のチヴィタバーニョレージョへ。
隅々まで素敵なチヴィタ・バーニョレージョ。本当に住民は10人足らず?と不思議に思えるほど、お洒落である。
そろそろ季節が終わろうとしている紫陽花たち。まだまだ美しく咲いている花もあれば、ドライフラワーになりかけているものもあり、とても多彩である。花言葉は「移り気だったかしら?」とツアーのお客様がおっしゃるとおり、この言葉が本当にぴったり。私は鮮やかな色よりも、咲き始めの緑が交ざった色や枯れかけた渋みが加わった色合いが好きだ。
チヴィタ・バーニョレージョは、紫陽花の鉢植えが多い。そのうち、紫陽花寺ならぬ紫陽花村になったりして・・・。それ、いいんじゃない?
村の散策を堪能して、橋の向こうで待つ車まで戻る。風が強いのでしっかりと帽子を押さえながら歩く。橋の終わりで、ふと、後ろを振り返った。
いつ見ても、この景色に変わりはないのだが、いつ見ても、感嘆せずにはいられない。ここに到着したときに何枚も携帯カメラのシャッターを押したはずなのに、改めて写真を撮る。ちょうど、チヴィタと同じような形をした雲が浮かぶ。
フィレンツェ行きの高速道路へ向かう途中、横側からのチヴィタ・バーニョレージョが見えた。どこから見ても独特で、イタリアで一度は訪れるべき村である。
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