エノテカレストランSignorvinoへ。
ドゥオモを背にヴェッキオ橋を渡って左折したバルディ通りのエノテカレストランSignorvino。アルノ川の川床レストランとでも言ったらいいのだろうか、アルノ川に面した素晴らしいテラスが魅力である。
この日は天気は良くてもまだ冷えるので、テラスではなく店内に座った。それでも窓側だと、いい眺めである。カルツェドニアという靴下や水着の専門店が本体のこのエノテカレストランは、イタリア中のワインを販売している。時にお得なお値段のボトルも見つかることがある。私がここを知ったのは、店頭にセールとして出ていたビオンディ・サンティのボトルが蔵元ほどに安かったのに驚いたことから。食事もできるようなので、気になっていたのだ。
さて、注文を。
まずはワイン。グラスワインは、赤はネッビオーロ、ヴァルポリチェッラ、ロッソ・ディ・モンタルチーノ、アマローネなどから。もちろん、白、発泡、ロゼもある。ただ、手軽なグラスワインの種類はそれほど多くない。同じグラスワインでも特選リストなるものがある。アンティノーリのウンブリアで作るCervaro della Sala、キアンティクラシコのカステッロ・ディ・アマや、ヴィーノノービレはポリツィアーノ、ブルネッロはカサノヴァ・ディ・ネリ、ビオンディ・サンティ(!)、ボルゲリはオルネッライア。数人いれば、グラスワインではなくボトルを開けるのも良い。店内で販売されているイタリア中のワインから選ぶことができる。
さて、お食事。パンは美味しかったな。
これはSignorvinoオリジナルの赤ワインのパスタに、ホワイトラグー。
季節のメニューで、アーティチョークのトルテッリ。豚の頬肉とペコリーノチーズ。
こう聞いて写真を見ると、とっても美味しそうでしょ?
いい味ではあるのよ。悪くない。でもね、脂っこいっての?そして出来合いの味を思わせる、イマイチ印象に残らないものであった・・・。残念!
ではなぜここで紹介したのか?
それは、レストランとしてではなく、あくまで気軽なエノテカとして利用するならば眺めが素敵なので、これもアリじゃない?と思うわけです。
これはHPから拝借した写真だが、テラスがこんな感じ~。夕暮れ時、アルノ川のテラスで、生ハムの盛合せなどのおつまみとともに、ワインを1杯、いいんじゃない?
蚊対策はお忘れなく・・・・。
このエノテカは、セールのボトルが時々、おっ?!となる品揃えとお値段であるのが特徴かな。写真のボトルは、この日、セールになっていたラベルがとっても可愛いキアンティクラシコ。正直なところ、聞いたことがないワイナリーだが、調べてみると私の尊敬するソムリエが、2015年のヴィンテージに高得点を与えている。ふむ。面白そうなので、今度買ってみよう。
Signorvino
Via dei Bardi 46r
ブログランキングに参加しています。よろしければ、応援クリックお願い致します。