フィレンツェでスプリッツ【Bulli & Balena】
食前酒アペリティーヴォの定番といえば、ヴェネツィア生まれの「スプリッツ」
リキュール、プロセッコ、炭酸水を1/3ずつ入れたカクテルである。何のリキュールを入れるかによって味に変化を持たすことができる。
まずは友人と、セレクト(奥)とカンパリ(手前)のスプリッツで乾杯。セレクトはヴェネツィア発の真紅のリキュールで甘さが目立ち、スプリッツの原型と言って良いだろう。カンパリは苦味があるので、私のお気に入り。
2杯目は変り種でベルモット(手前)と、一般的なアペロール(奥)のスプリッツ。
ベルモットはニガヨモギなどの薬草やスパイスを白ワインにブレンドしたお酒である。個人的にはベルモットはストレートに飲むのが良い。
「スプリッツ」とだけ書いてあるメニューのスプリッツはアペロールが一般的ではないかと思う。セレクト(甘さ)とカンパリ(苦味)の中間といったところ。
スプリッツはヴェネツィアで飲みたいところだが、イタリア中で飲むことができる。私はフィレンツェでスプリッツを飲みたくなったら、いつもヴェネツィア風居酒屋 Bulli & Balena へ行く。
色んな種類のスプリッツが楽しめるし、味がしっかりしていて美味しいのだ。
セイヨウニワトコやギンバイカのリキュールが入ったスプリッツは未体験なので、次回は絶対!試してみたい。どうちらかというと、夏のスプリッツという感じだろうか?
ヴェネツィア風居酒屋なので、おつまみはチケッティだ。種類も豊富で見た目も綺麗で選ぶのに迷ってしまう。
17時開店ではあるが小腹が空いた時にもよいし、これで軽く夕食代わりにもなり得よう。数軒先に美味しいジェラート屋もあるのでデザートにも困らない。
Bulli & Balena
Via dello Sprone 14r
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