フィレンツェのアイリス庭園を訪問。
今年もフィレンツェのアイリス庭園が開園した。
Giardino dell’Irisミケランジェロ広場右手(フィレンツェの景色を前方に)
- 月曜日から金曜日
10時から13時、15時から19時30分 - 土曜日・日曜日
10時から19時
(閉園30分まで入園可能)
5月20日まで
1957年に開園したアイリス園は、毎年開催される国際アイリスコンクール『フィレンツェ賞』のために生まれた。『イタリアの美しい庭園』に認定されている大変美しい庭園である。
開催されるコンクールは、交配したアイリスの美しさを競い合う。賞のために作られた特別のアイリスたちが咲き競うこの園は、ただのアイリス園とは一線を画している。
オリーブの木が植えられている土地なのだが、オリーブとアイリスの相性も良し。
坂の下には池があり、そこには日本とルイジアナ州から来たアイリスが植えられている。湿地帯に日本のアイリスとは、杜若?????
じっと見ていると、交配して独創的なアイリスを作ってみたいという気持ちがわかる。凛とした立ち姿と華やかな花弁が、異なる色の重なりをさらに引き立てる。ギリシア神話でアイリスは虹の女神というのも納得する彩りに溢れた様である。
2色も綺麗だが、これぞアイリスという紫一色も捨てがたい。
すべてのアイリスにではないが、多くの花に名前が付いている。これは『魂の隠れ家』見ているとほっとするってことかしらん。うむ。落ち着きのあるアイリス。
こちらは『ダンシング スター』でございます!おお!華やか!(白と紫にさっと黄色が入っている左の花)
イタリア生まれのこの子は、なんとかトマト。何トマトだったかな?かわいい♪
『世界の果て』かっちょいい~!!!黒っぽい花が咲きそうだが、エッジっちゅう言葉にぴったりやわ~。開花したところが見てみたい!
これは『ミリオネア』という名前が付いている。みのもんた作じゃないよ。百万長者かぁ。どんな花が咲くんだろう?煌びやかな黄金色?と下世話な憶測が膨らむ。しかし、なぜこの名前を?!
高台の傾斜面に広がる庭園中にアイリスが咲き乱れる。アイリスに見惚れて庭園の奥へ奥へ進む。ということは坂を下って行くことになる。帰りは坂を上がってこなくてはならないが、ところどころにベンチがあるので休息しながら散策できる。 5月20日までにミケランジェロ広場へ行かれる方は、アイリス園まで足を伸ばしてみてください。小鳥のさえずりの中の散歩は、観光客でごった返した街中の喧騒から離れてほっこりと癒されます。
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