秋のミケランジェロ広場
ぼやけた鉛色の空の下、ミケランジェロ広場へ行った。美しい黄葉が、華やかな花の都をシックな風情に変えていた。
ミケランジェロ広場からさらに上の、サンミニアート・アル・モンテ教会まで足を伸ばす。白と緑の大理石の模様が、いつ見ても素晴らしい。午後は15時から。今度は併設の薬局にも立ち寄ってみたい。
再び、ミケランジェロ広場に戻ってきた。仲良くフィレンツェ観光する親子が絶景の前で、一休み。11月というのに、暖かい。
ゆっくりと蛇行しながら流れるアルノ川。川のある街は美しい。ぼんやりとした光に広がる風景は、まるではかない物語の一節のようである。
ミケランジェロ広場へ向かう大通りの並木も、黄葉している。その中でも銀杏の黄色がひときわ鮮やかで、見事である。
湿った枯葉の匂いを嗅ぎながら、滑らないようにゆっくりと歩く。そして、高台から見た物語のような街の中へ入っていこう。
ブログランキングに参加しています。よろしければ、応援クリックお願い致します。