フィレンツェの光の祭典
今年も12月8日から、フィレンツェのクリスマスツリーが点灯した。毎年、同じではあるけれど、やはりとても美しい。
空を見上げると、雲に見え隠れする月が輝く。町の灯りが照らしているとはわかっていても、洗礼堂の白く輝く大理石が月明かりで光っているようにも思える。
フィレンツェの紋章アヤメのイルミネーションは、フィレンツェらしくて気に入っている。
町中のイルミネーションに加え、F-Lightという催しで町に光が溢れている。F-Lightは、ヴェッキオ橋やサントスピリト教会などに音とともに映像が投影される、こういうのなんというのでしたっけ?まぁ、そういうイベントである。
サントスピリト教会のファザードは、まるでこのためにデザインされたと思えるようなシンプルでユニークな形をしている。イメージのテーマは、1966年のアルノ川氾濫から50周年記念。
ヴェッキオ橋では(写真はないが)、『水源』をテーマに映像が流れる。今年は、ヴェッキオ橋近くの川沿いの建物にも映像が映る。風のない日だったので水面にも反映されてとても綺麗。
アルノ川左岸にあるマッジョ通りは、ちょっと他とは異なり、いつも粋なクリスマス装飾である。
冬の夜のフィレンツェの町を、光を求めて3時間ほど徘徊。どこを歩いてもとてもロマンチックだが、すっかり凍えてしまった。とても冷えますので、フィレンツェへお越しの皆様は、どうぞ帽子をお忘れなく。
F-Lightは、1月8日まで。
ヴェッキオ橋、サントスピリト教会、メルカート・ヌォーヴォ、シニョーリア広場
(17時30分から24時)
サンタクローチェ教会(19時から23時)
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