夕暮れ時のミケランジェロ広場へ。
夕暮れ時のミケランジェロ広場で写真を撮ろう!ということで、旦那と自転車で向かった。夏の夕暮れ時、ミケランジェロ広場から朱色に染まるフィレンツェの街を眺めたことは、16年間のフィレンツェ生活で1度もなかった。別の季節の日暮れ時には来たことがあるが、夏の淡い色をした光の中では初めてである。
先日、夕暮れ時のミケランジェロ広場解散というお客様のリクエストでその美しさを知り、感謝!である。
自転車をサン・ニッコロ広場に停め、急いで丘を駆け上がる。途中、シャボン玉大道芸人が大量生産するシャボン玉に見とれていたが、おおっと!はよせな夕日沈むやん!20時40分。
急げ急げと5分ほどで駆け上がり、ダヴィデくんに挨拶。
ミケランジェロ広場は、夕日の名所ですよ。もう隙間がないほど、人だかり!こうなったらどこでもええから、隙間から入り込んでなんとか数枚写真を撮りたい。
そろそろよ~。20時58分。
急ぎ足で沈んでいゆくお日様。今日も1日、お疲れ様~。20時59分。
21時。沈んだ。すると、どこからともなく拍手が・・・。アメリカ人よ、飛行機の着陸かい!
どんだけ!と言いたくなるほどの混み具合。ロマンチックに夕日を眺める、ってどころじゃないね。それでも、ヴェッキオ橋の奥に沈む夕日は、ため息が出るほど美しい。
あんまり人が多いので、サン・ミニアート・アル・モンテ教会へ移動。日が暮れたので、クーポラはちょっと暗い感じかな。クーポラを狙うのならば、太陽が地平線ぎりぎりではなく、黄昏時の黄金色の光の中でクーポラが輝く頃がいいのかもしれない。
日没後だったので人々が去ってしまったからか、ミケランジェロ広場に比べれば人は少ないが、この場所からはヴェッキオ橋があまり見えないんだな。
30分ほど教会前の階段に座って、少しずつ町の明かりが灯るのを待つ。
21時40分。
振り向くと、紺色の空に白く耀くサン・ミニアート・アル・モンテ教会が美しい。
再び、ミケランジェロ広場に降りてきて、最後の1枚。21時50分。
私の2度も落とした一眼レフでは暗い中の写真は難しいものがあるが、皆様、是非夕暮れのミケランジェロ広場で素敵な写真をお撮りくださいね~。
一年の夜明けと日没時間は、こちらのサイトをご参照くださいませ(文字をクリック)。
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