フィレンツェのバール巡り9【ティラミス専門店ポンピ】
ポンピと言えばティラミス、ティラミスと言えばポンピ。ローマ発ティラミス専門店ポンピがフィレンツェに開店して数年が立つ。
かつては王者と呼ばれたティラミスを一生に一度は試してみたいと思っていたので、今回、ようやくフィレンツェで試すことが出来たのはとても嬉しい。訪れたのは、昨年9月のことであるが、いまになってようやくブログを記すに至る。
2014年に経営者が中国人に変わったらしいが、味は変わらずということを願って、いざ!f
色んな種類のティラミスがあるので迷う〜。しかも一つが大きい。4人で行ったので、2種類を注文した。
私チームは、味を知るにはまずはオリジナルをということで、クラッシック・ティラミスを。カカオの上にチョコチップがたっぷり!
感想は、凝ったグルメ系ではなく家庭で作るような普通の美味しさ。
普通と一つ異なるのは、マスカルポーネが軽い。私はいつもティラミスをリコッタで作るのだが、それに似た軽さがある。一瞬、リコッタ?と思ったが、味が違う。後で友達が教えてくれたことには、乳脂肪分が低い特別なマスカルポーネを使用しているとか。その為か、大きく思える容器も軽ふわ感で飽きずに食べきることができた。
友人チームは苺味を。これか、定番か、ちょっと迷ったんだよね〜。ふふふ、一口味見させて貰って嬉しや。
実は苺の方が特別感があったものの、もはやティラミスではなかったな。ティラミスを求めるならば、オリジナルを注文すべし。
材料は、イリーのコーヒーにノヴァラのビスコッティ、マスカルポーネは酪農農家からとこだわりが見られるので確かに安定の美味しさだが、とても家庭的な味なのだ。非常に有名だから「何か特別なもの」を求めてしまったが、そういう味ではないのだな。そこが飽きのこない良さなのかもしれない。2回目はないかな?と思いながらも、写真のメニューを見返していると「塩キャラメル」が目に入り、気になりすぎる〜。
ティラミスは定番のお菓子だからこそ、色んな場所で出会い、食べ比べができるので面白い。そして、食べるといつでもティラミス気分を上げてくれる、イタリアが誇る幸せのお菓子である。
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