アレンジツアーで、ピエンツァとモンテプルチャーノとワイナリー訪問。
本日のツアー
アグリツーリズモ発、ピエンツァ、モンテプルチャーノ、ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノワイナリー、オルヴィエート着霧が濃い朝だった。前日、お客様は日没後にオルチャ渓谷のアグリツーリズモに到着したので周辺の素晴らしい景色を見ることができず。せめて朝の散歩で楽しんでいただけたらと願ったが、天候ばかりは運だからと諦めるしかない。しかし、モンテプルチャーノを過ぎて丘を越えピエンツァに近づくと、気持ちの良い青空が広がっていた。ほっと胸をなでおろし、笑顔でお客様をお迎えに。 アグリツーリズモのお父さんとお母さんと一緒の夕食で飲まれたお父さんのワインが美味しかったからボトルを購入された。その前に、できたてのワイン、飲むかい?と、第2次発酵が終わりかけの、ほぼワイン2018年の味見を。 この日は世界遺産ピエンツァからツアーをスタート。陽光の合間にうっすらと、垂れる霧が幻想的なピエンツァからの絶景。 ピエンツァ在住、金髪のふさふさ毛が自慢のフサコちゃん。シルエットまで素敵。シャニャル(猫版シャネル)のモデルになれるよ! 自転車も洗濯物も、崩れかけた壁も、なにこれ?!っていうほど、素敵。素敵しか出てこないピエンツァ の町を後に、モンテプルチャーノへ。 クリスマスマーケットも準備万端。なかなかに本格的な屋台が立ち並ぶモンテプルチャーノのグランデ広場。 大きなクリスマスツリーも。ホワイトクリスマスがテーマか、シンプルで良い。 昨年だったかVictoria’s Secretのエンジェルズばりに羽根を背景に写真が撮れるってのが流行ってた(?)みたいだが、今年はこの雪の玉がインスタ映えなのか?!他でも見たぞ。夜は明かりがついてもっと綺麗だろう。 今年のモンテプルチャーノは、クリスマスに力を入れている。冬季の田舎町は裏寂しい感があり宿泊するのはどうかな?と疑問視することもあるが、今年の12月のモンテプルチャーノは1泊しても楽しいんじゃないかと思える。可愛いB &Bもあるし♪ オルチャ渓谷→モンテプルチャーノ泊→コルトーナ とアンギアーリ (またはオルヴィエートとチヴィタ・バーニョレージョ)なんて、1泊2日コースも面白いかも、です。 午前中のモンテプルチャーノ周辺はすっぽりと霧の中であったが、すごくいい感じに雲海が出ている。 同じ風景を前に何度も写真をシャッターを切る。一刻一刻の光の変化が美しくて、ついつい・・・。飛行機に乗っているみたい。 モンテプルチャーノの猫。あ!ちょと怒った風のこの子!私の好きな雉猫(虎猫?)じゃないかい? 街中にクリスマスツリー。寒い冬の散策も楽しくなるね。 ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノのワイナリー訪問。どこのワイナリーも伝統にあぐらをかかず、常に研究実験ながら、心を込めて造っている。ヴィーノノービレのワイナリーは残念ながら知名度の低さもあり訪問回数が少ないが、このワイナリーは訪れる度に新しい試みに挑戦している若手オーナーが営む。ワインの醸造過程は基本どこも同じだが、各ワイナリーでこだわりがある。それを聞くのが楽しい。 ワイナリーから見た景色。ピエンツァ、遠くにはモンタルチーノまで眺めることができる素晴らしいテラス。 オルヴィエートのホテルへお送りして、寂しさを感じつつもお別れ。夜のオルヴィエートの美しさが眩しい。 オルヴィエートの魅力とは、思うにこういう寂れたところじゃないだろうか。もちろん、イタリアが誇る煌びやかな大聖堂や、オルヴィエートの地下に広がる別世界、見学のできる面白い井戸などの見所はある。それとともに、古臭さを感じる町並みがいい。誰もいない美しいドゥオモを見ながら、静かな冬を過ごされたい方には、オルヴィエートに1泊も面白かろう。
ブログランキングに参加しています。よろしければ、応援クリックお願い致します。