コッレ・ディ・ヴァルデルサ、サン・ジミニャーノ、モンテリッジョーニツアーへ。
今日はちょっぴり天気がよろしくないのが残念だが、モンテリッジョーニとコッレ・ディ・ヴァルデルザ、サンジミニャーノを巡る中世の田舎町ツアーへ出発!
王冠のような村。その通りでございます。どこからかコリアンダーの良い香りが漂ってくる。タイ料理食べたい・・・。パクチー大好き♪
モンテリッジョーニには2つ門がある。一つはローマに向かって開いている門、もう一つはフィレンツェに向かって。写真はローマ門。
雨模様だからか、この時期というのに観光客もまばらで、のんびりと散策できる。
飾られた花にも、朽ちかけた扉にも、似合うモンテリッジョーニの壁の色。=
モンテリッジョーニの売りの一つ、甲冑博物館。いつ行っても面白いわ~。甲冑試着もできます。
甲冑博物館で甲冑を試した後は、城壁へ登りましょう。甲冑博物館と城壁の共通チケットで3ユーロ。
村の広場を見下ろす。おっ?!あれはツアーのドライバーである旦那が車から降りようとしてるやん。どこ行くねん?
次は、コッレ・ディ・ヴァルデルザ。何があるというわけではないが、絵になる町である。
コッレはクリスタルガラスの産地。コップの中にガラスを切った後のぷくっとした盛り上がりが特徴の、ガンバッシスタイルと呼ばれるコップ。外に向けて切るとコップが立たないので、中に向かってガラスを切る。説明がうまくできないが、写真を見ていただくとお分かりになると思う。12世紀頃から、コッレ近くの町ガンバッシで作られていたコップなのである。これが、欲しい~!
雨に濡れた色違いの石畳も趣がある。
町の大聖堂のお宝 聖遺物である。ええ?こんなものまで?と思える聖遺物を見るのがとても好き。これはキリストの十字架の釘の一つだが、こういう言われのある釘を集めると、どんだけ十字架あってん!と突っ込みたくなる数になるだろうが、信仰心ってすごいわぁ。
コッレの焼き物店。このお店には糸杉シリーズがある。白地に糸杉のあるトスカーナの風景が描かれているのではなく、赤地に緑または白地に黒の線で糸杉が2本ほど描かれているだけである。それがやけにお洒落で素敵なのだ!これも欲しい!
本日のサンジミニャーノのお土産。マグネット。この画風の絵、とても気に入っている。サンジミニャーノに来る度に、誰が書いたのかな?素敵だなと思っていたら、マグネットを売っているお店の店主だった。ちょっぴり無愛想?恥ずかしがり?なジェントルマン風のおじさんだが、彼が描くピノッキオも(画風が同じだから、多分彼の作品のはず)夢があってすごくいい!
塔の町サンジミニャーノということで、一応、双子の塔の写真。1本植えられた木が、石ばかりの町並みに平和を与える。
トスカーナのお店って、絵になるよね~。花と椅子が置いてあるだけなのになぁ。
ジェラート好きの私には、欠かせない世界チャンピオンのジェラート。スプマンテとピンクグレープフルーツの組み合わせ『シャンペルモ』と、『エルダーフラワー』のジェラート。写真は一番小さいカップで、2,20ユーロ。爽やかで、美味しい。寒くても食べちゃうもんね。
中世の町には欠かせない拷問博物館。展示品を見ては、あちこちが痛くなる思いでござんした。電気が通る帽子の拷問(ってか、死刑だね)とか比較的新しいものもある。博物館を出てから電気帽子と同じような形のニット帽を被っている人を見てギョッとしたよ 残酷な道具をよくもこれだけ考えたものだと驚くが、拷問にあっているのを見物するのも中世の人々の楽しみだったと思うと、これまた驚くばかりである。恐ろしい博物館であるが、これも『中世』の1ページである。
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