モンテリッジョーニ観光情報。
歴史
隣国であったフィレンツェ共和国とシエナ共和国は、中世の5世紀に渡り近郊の土地の所有権争いを続けてきました。小さな村モンテリッジョーニは、フィレンツェからの侵攻を防ぐためシエナ共和国により1213年から建設が始まり6年間に渡って造られた城下町です。
町を囲む城壁は、厚さ2m、全長約570m。城壁内には今も人々が住み、中世の趣が色濃く残っています。まるで進撃の巨人のようでもあります。不落の城として知られていたモンテリッジョーニの城壁は、その一部を歩くことができ、トスカーナならではの糸杉に葡萄畑とオリーブの林が広がる丘陵地の牧歌的なパノラマをお楽しみいただけます。
村の直径は約172m(サッカー球場1.5個分)と、とても小さな村ですが、その昔、血なまぐさい争いが絶えなかったとは想像できないぐらい大変静かな村です。小さいながらその特徴のある姿に魅了され、多くの観光客が集まってきます。村には、いくつかのかわいらしいお店もあり、それぞれに趣向を凝らした店構えは絶好の写真スポットです。
観光
城塞
時間 9.30-13.30、14-19.30.
料金 甲冑博物館と共通チケット
- 4ユーロ(8歳以下無料)
- 3人家族チケット:11ユーロ(親x2+8歳から17歳子供x1)
- 4人家族チケット:12,5ユーロ(親x2+8歳から17歳子供x2)
城壁の上を歩くことができるのが、モンテリッジョーニの見どころの一つです。城塞を1周できるわけではありませんが、2箇所入口があります。柵の間から下が透けて見えますので、高所恐怖症の方には少し怖いかもしれません。
甲冑博物館
時間 9.30-13.30、14-19.30.
料金 城塞と共通チケット
- 4ユーロ(8歳以下無料)
- 3人家族チケット:11ユーロ(親x2+8歳から17歳子供x1)
- 4人家族チケット:12,5ユーロ(親x2+8歳から17歳子供x2)
中世の甲冑の複製が飾られています。手に触り、装着することもできるので、とても面白いです。
1年の催し
中世の時代祭り
7月の第1・第2週末
料金
- 12ユーロ
- 65歳以上と7歳から14歳まで割引
- 7歳以下無料)
毎年、テーマを決めて開催される中世の時代祭です。中世の衣装を着た人々が催しを開催し、食事やお店が屋店がでます。
行き方
easyfirenze.comの専用車がお勧めです。モンテリッジョーニ、コッレ・ディ・ヴァルデルザ、サンジミニャーノの3つの村を巡る中世の田舎町ツアーや、モンテリッジョーニとシエナなどアレンジも可能です。
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