田舎町のお祭り

ようやく春らしい日がやってきた。しかし、通り風はとても冷たい。 今週はまだまだ寒さが厳しいという。この冬最後の寒さと我慢して（期待して）・・・。天気がよいのが、救いである。 仕事で何度も訪れるピエンツァの町も、運よく季節のイベントに出会うと違う顔を見せてくれる。幼稚園児のイベントだろうか、消防車も出動してのカーニバル。 子供たちは、みんな即席の消防員。 紙吹雪を投げあい、ラッパを吹き鳴らしと、子供消防隊員はみんな、忙しそう。 楽しそう。世界どこでも子供達が遊ぶ姿は可愛くて癒される。 こちらはうってかわって、静かな装いのモンタルチーノの街角。坂の向こうに見える丘陵地が美しい。 こんなに天気のよい日は、シエナまで眺めることができる。 しかし標高の高い町、町中を吹きぬける風がきびしい。 オルチャ渓谷にはいくつかの町があるが、モンタルチーノを訪れるたびにここに住みたいなぁと思うほど、私にとっては魅力的な町だ。 帰りに寄ったミケランジェロ広場。夕暮れが近づくこの時間は、美しいフィレンツェの街が一番ロマンチックに見えるときである。私たちがフィレンツェの景色を楽しんでいる隣でイタリア人が日本人をナンパしてるぞ・・・。こんな綺麗な場所で男前なイタリア人に声をかけられるとシュチュエーション的には｢ほろほろほろ～｣となりそうだが、んん？？このナンパ師、知ってるぞ！女性の皆さん、お気をつけあそばせ。