トスカーナの糸杉のある風景。
シエナの南に広がるオルチャ渓谷は、どこまでも広がるなだらかな丘陵地が美しい。そして、ところどころに見られる糸杉がオルチャ渓谷の独自性をさらに演出する。5月の風がすがすがしい今日のオルチャ渓谷は、まぶしい青空の下、最高の写真日和であった。
写真に収めるために絵になるスポットを求めてのんびりとドライブするのだが、車窓の外を流れていく風景はどれもみな、ため息がでるほど美しい。
地平線の先まで続く緑の絨毯に色を添える黄色の花々。
この地域は、イタリア中で一番アグリトゥーリズモの数が多いそうだが、それも納得。上の写真に見える一軒家もアグリトゥーリズモである。
「糸杉のある風景を求めて」ここまでやって来たが、いくつか違った景色を見ることができた。
オルチャ渓谷の美しさは、言葉で語りつくせない。できるならば、肌で感じて欲しい。
一日の旅が終わり、再び日常へ帰ってきた。しばらくは目を閉じると浮かぶ風景で心を和ませたい。
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