春のピエンツァへ。
オルチャ渓谷に春の到来を告げるアーモンドの花
霞に包まれた丘陵地も、少しずつ緑の衣装をまとい始める。
町への門では今日も天使が祝福を与え
理想郷の中へ入ってい行く人々を見守っている。
観光客もまばらなピオ2世広場
ピオ2世は15世紀のローマ教皇、この村をルネサンスの理想都市として改築した。
レンガ色と白色の幾何学模様が理をあらわしているのか
500年の歳月が過ぎた今も、永遠の美しさを誇る。
修復を終えた被昇天の聖母マリア大聖堂
別名、光の教会
その名の通り、内部は光であふれている。
市庁舎の塔
あれ?!どっかで見たことあるぞ?
フィレンツェのものに似ている。
日差しを避けて柱廊で一休みする人々はおらず、
柔らかな光の中では、皆、太陽を求めて歩き回る。
裏の広場のレストラン
4月の復活祭までのしばらくはのんびりと、だが営業中。
ここはローマ教皇ピオ2世の町
その証拠に、教皇とピオ2世の紋章があちらこちらで存在を主張する。
通りから、オルチャ渓谷の景色を眺める。
教会の獨逸風の白い鐘楼と深緑の糸杉が、競うように天に伸びる。
糸杉はオルチャ渓谷のシンボル
巡礼の道、商業の道、中世からの道が波打つ丘陵地を抜けて。
すべての道はローマに続く
村のメインストリート
建築家の名前をとってロッセリーノ通りと呼ばれている。
花があふれる村
壁に掛けられた大好きな色合いのパンジーが
春がそこまで来たことを教えてくれた。
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