10月のオルチャ渓谷

オルチャ渓谷は、季節ごとに其々の表情を持つ。季節の顔というのはあるが、それもまた年によって異なりがある。今年の10月初旬のオルチャ渓谷は、大地の茶色が織り成すグラデーションに、所々の緑のパッチーワーク、始まりだした黄葉のアクセント、といったところか。

おなじみのトスカーナの糸杉。今日は雲がいい味をだしていた。

1つ目に訪れる村｢サン・クイリコ・ドルチャ｣。町のコレッジャータ教会が絵になる。

美しいイタリア式庭園。雨の翌日は緑が美しい。

クラフト・ビール！テイスティングも出来て、朝から陽気に一杯。

ピエンツァの美しいドゥオモ。白いファザードが青い空に映える。

ピエンツァにある聖フランチェスコ教会。質素な造りが心を落ち着かせてくれる。

フランチェスコ宗派は修道士会なので修道院も隣接していたが、今はホテルとレストランになっている。

ピエンツァを後に、砂利道を行く。

オルチャ渓谷を一望。　ピエンツァのドゥオモのドイツ風の尖った鐘楼が、おとぎの国のお城のように見え、まるで絵本の中の景色のようである。

ツアー最後は、モンタルチーノへ。要塞からの眺めは、いつ見ても素晴らしい。

今日はとても空が澄んでいたので、遠くシエナまで見えたような気がする。