オルヴィエートの見どころ・井戸

オルヴィエートのサン・パトリッツォの井戸を訪問。

オルヴィエートのサン・パトリッツォの井戸 オルヴィエートのもう一つの見所、聖パトリッツォの井戸。 聖パトリッツォの井戸内部 約55mの深遠へ降りていきましょう。 約70の明り取りの窓がある。そこから下を覗いてみると、おお~ッ! 約55mといえば、ピサの斜塔とかサン・ジミニャーノのグロッサの塔とかを地下に突っ込んだ感じですな。 聖パトリッツィオの井戸の階段 このような階段を下りていきます。2重螺旋構造になっているので、上り専用階段と下り専用階段に分かれている。重たい水を上に運ぶ際、下りてくる人にかち合わずに済むという合理的なシステム。そうだよねぇ。いくらロバに運ばせたとしても、下りてくる人が邪魔でおっとっと!と後一歩のところで水こぼれたら泣いちゃうよね。 下りていくにつれて、次第に涼しくなってくる。真夏の暑い日は涼しくっていいだろうなぁ~。ジメってしてるけど。 聖パトリッツィの井戸水 地下にはこのように澄んだ水が溜まっており、井戸や噴水につきものの、コインがたくさん投げ込まれている。 このコインは、上から投げて上手く水に投げ込むことができるとオルヴィエートに再び戻ってこれるという迷信があるそうで・・・・ 聖パトリッツィの井戸見上げる 今度は上を目指して。地上から差し込む光がまぶしい~。 聖パトリッツォの井戸草 上部には隙間をこじ開けて雑草がにょきにょきと生えている。雑草のすごい生命力に驚くとともに、緑が見えるとなんだか安心する。明り取りの窓は上部のみ、柵が備えられている。不思議なもので、下りるときは上のほうから下を覗いてもなんとも思わなかったが、上がってきてから下を見ると柵がないところでは怖くて覗けない。 イタリアには高台へ上る機会は多いにあるが、地下に潜るというのはなかなか珍しい体験ではなかろうか。下りて上るだけですが、面白かったです

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