ブルネッロワイナリーとペコリーノチーズ。
1日にブルネッロワイナリーを2軒訪問するツアーをご案内しているが、そこにちょっとひねりを入れて、ブルネッロワイナリー1軒にペコリーノチーズ農家訪問を加えたツアーを新たにご提案することにした。
ピエンツァからモンタルチーノまで広がるオルチャ渓谷は、羊(ペコラ)の乳から作ったペコリーノと呼ばれるチーズが有名である。すでにピエンツァ周辺のペコリーノチーズ農家にはお世話になっているのだが、どうしてもブルネッロワイナリーと組み合わせたいと思っていたところ、モンタルチーノ地区に美味しいペコリーノチーズ農家を発見した。
ピエンツァ周辺の農家と組み合わせも可能だが、モンタルチーノ地区の農家に比べ時間と距離で料金的に加算されてしまうのだ。モンタルチーノ地区だと追加料金なしでご案内できるのです。
糸杉の並木道が素敵な農家の入り口。
基本的に、熟成期間の異なる3種類のペコリーノチーズを生産している。昨年、ヴィンイタリーで最優秀賞を受賞したお墨付きのチーズである。
アルコール発酵後に取り出した葡萄の皮に包まれたペコリーノチーズは、酔っ払いのペコリーノと呼ばれフルーティな香りが魅力である。
リコッタチーズ!出来立てのリコッタチーズほど美味しいものはない。生のリコッタお持ち帰りしたいけど、これだけは難しいんだなぁ。
羊乳で作られたヨーグルトに、蜂花粉と蜂蜜入り。ちょっぴり酸味が効いていて、さっぱりと美味しい これを毎朝たべれたら、どんだけ体に良いことか!
子山羊ちゃん。他の子達は、ちゃんと囲いの中にいたのに、この子だけは勝手に柵を飛び越えて歩き回っている、ペット扱い。
農家のお兄さん。搾乳中。彼らで4代目のチーズ農家である。
農家の動物たちがどのような餌を与えらえているかも大事な要素の一つであるが、この農家はオルチャ渓谷の大地へ放牧するか、有機栽培で自家生産の穀物を与えている。
山羊と羊が同じ柵に。同居しているのかしら。可愛い
この子たちは、羊?山羊?誰よ?
答えは、毛を刈ったばかりの羊。裸の羊・・・。羊界の18禁。
トラクターの間に大きな雄山羊がいた。山羊の中で、唯一の雄!涼しいからここにいるんだって。髭を生やした姿がなんとも哲学者っぽい。ビールをグビグビ飲むらしい。ええのか?そんなんあげて。
天井からぶら下がっていたオブジェ。この中にチーズが入っているものあった。お洒落じゃのぅ。
砂埃をあげて急ぎ足で放牧地へ向かう羊たち。
無毛の羊たち。いつも固まってるよね、この子たち。たまらん可愛い。
こーんな大地で育ってます!
農家では、説明付きでチーズ作りの実演(ある、なし)と、羊・山羊舎見学、試食をします。
訪問ついでに900gのペコリーノチーズを購入したけど、チーズ大好きな我が家は昼食、夕食の後にちょっとずつ食べて3日間で終了した・・・。4人家族で簡単に食べちゃえる量です。美味しゅうございました。
チーズは真空パックに入れて日本に持って帰れます 日本に持って帰ったら真空パックからすぐに出してあげてください。真空パックの匂いを消すために、数日待ってくださいね。蜂蜜をかけて食べると、最高~
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