モンテシエペ礼拝堂とサンガルガーノ修道院訪問。
天気の良い7月のツアーは、屋根のない修道院サンガルガーノへ。と、その前に、まずはお隣にあるモンテシエピ礼拝堂を訪れた。
ここには、サンガルガーノの岩に刺さった剣がある。
白とレンガの2色使いの礼拝堂の天井は、これが12世紀に造られたのかと感心する見事さである。素朴であるが、美しい。
いつも多くの猫が徘徊している。野良猫なのか、司祭館で飼われているのかわからないが、ポーズをとる猫。かわいい♪
振り向くと、オリーブの上に置物のような猫。色合いも、すごくぴったり。彼のお気に入りの場所なのだろうか。
モンテシエピ礼拝堂を後に、サンガルガーノへ向かう。
いつ来ても、不思議な力を感じる場所。
このアングルが好き!朝の光の中、整列した柱が美しい。
窓から、モンテシエペ礼拝堂が見える。
上を見上げると、青空!緑に生い茂る木がこちらを覗き込んでいる。教会の建築当初には植えられていたのだろうか?途中から生えたにしても、今では教会を超える高さに成長した木。廃墟と緑は、ラピュタのイメージ。はたまた、夏草や 僧侶どもが 夢の跡と、グレゴリオ聖歌が歌われていた昔を思い浮かべてみる。
光が作る陰影は、その一瞬の美しさ。永遠に刻まれたアカンサスの葉が輝く一時。
二連窓って、美しい。修道院の光と影の強調にひどく魅かれ、懐かしい気もするのは、私って昔、修道士だった?なーんて・・・。
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