渓流露天温泉へご案内するツアー。露天温泉なので1年中いつでも遂行可能なのだが、トスカーナの温泉は低温の湯である。故に、ご案内できる期間も目安として4月中旬から10月中旬までとしている。
5月初旬は涼しかったので、ご案内日までに暖かくなるかどうか不安であったが、暖かくなったので良かった!
午前は、オルチャ渓谷をドライブしながら世界遺産の村ピエンツァへ。ふらっと裏通りに入っても、絵になる村である。
ピエンツァのジェラートは、『メロンとコーヒー』と『エルダーフラワー』
メロンとコーヒーは、メロンの味が主役で時たまコーヒー豆の苦味がふわっとする驚きの組み合わせ。非常に美味しかった。エルダーフラワーはコクがあって大好き!ただ、繊細な味のメロンコーヒーの邪魔をする。それぞれにめちゃくちゃ美味しいのだが、この2つの味の組み合わせは違ったな。それぞれで食べたい・・・。
オルチャ渓谷の絶景を眺めながらのペコリーノチーズ農家でのランチ。チーズ農家なので、メニューはチーズをメインにしたもの。だからプリモも、リコッタ入りトルテッリとか、ピチパスタのチーズ・胡椒ソースとか。ここはガッツリこってり肉!肉!肉!というメニューというよりは、ベジタリアンっぽいメニューが多いかも。もちろん、サラミ盛り合わせやグリルした肉はメニューにある。農家の豚だから、これもまた美味しい。自然の恵みに感謝!
お客様がよくコメントされるのが、トスカーナの農家は農家なのにお洒落。いや、その通りで、何気に置いてあるものが素敵。
エルダーフラワー。5月はエルダーフラワーの季節。イタリア語でSambuco
日本語でニワトコ。私、ずぅッーとトネリコと勘違いしてたわ。エルダーフラワーはジェラート、リキュール、シロップとか様々な花の使用方があるよう。挿し木で増えるらしいから、公園でちょっくらもらってくるかと企む私
農家の豚、羊、山羊たち。ランチタイムは暑いので豚・羊舎に。羊や山羊は涼しくなるとオルチャの大地に放牧されるの~
子羊ちゃんたちも生まれていた。可愛すぎ。
これは何の実でしょう?ジェラートでも人気の味。ジェラートの色は、綺麗な緑色ではなく、茶色っぽい緑色をしていれば合格。
答えは、ピスタチオ。木になっているのは初めて見た。
昼食を終えて、いざ、露天温泉のバーニ・サンフィリッポへ!
ちょっとした山道を5分強ほど歩く。
流れる川の好きなところで皆、くつろいでいる。
出た!目的地の白い岩の塊!石灰が積もって迫力ある姿に。白鯨と呼ばれている。
水槽になったところで浸かる。気持ちよさそう~。
ジャックラッセル犬も温泉に来ていた。かといって、皆が犬を連れてきているわけではない。初めて見たかも。
トスカーナには多くの温泉の町がある。施設の中のプール式の温泉に入るというのが多いのだが、野趣溢れる渓流の露天温泉も幾つか。
その中でも、サトルニアが一番有名であろう。
(写真拝借)
カッパドキアみたいな感じで、惹かれるよね。でも、ここはフィレンツェから3時間弱とちょっと遠いんだな。人もすごく多いし。
もう一つ有名なのが、ペトリオーロ。
(写真拝借)
ここは水温が少し高いと聞く。でも、上を見上げればスーパーストラーダ(自動車優先道路)が見えるし、ちょっと味気ない・・・。
そんなこんなで、トスカーナの露天温泉を比較すると、一番オススメなのがバーニ・サンフィリッポなのです!川の雰囲気、泉質、移動時間、温泉と組み合わせることができる訪問地を総合すると、ツアーでご紹介するにはぴったり。
でも、ちょっと野趣溢れ、着替えもその場でというのは日本人にはウケるのか?と心配なのだが、毎回、良かった!という返事を頂戴するので、自信を持ってご紹介致します。まぁ、このツアーにお申し込みいただくということは、野趣溢れるを了解の上でなのだが
唯一の欠点は、ツアー自体が天候に左右されてしまうこと。寒い日、雨天の場合は、他のツアーに変更となります。しかし、ちょっと一味違うトスカーナを満喫されたい場合は、面白いと思います。
ブログランキンに参加しています。よろしければ応援クリックお願いいたします。
にほんブログ村
人気ブログランキング
Share on facebook
シェア
Share on twitter
ツィッター
トスカーナの温泉
自然の中にある渓流温泉
トスカーナの温泉ツアー
ツアー料金はお申込み人数で異なります。2名様以外の場合は、ツアーページをご覧いただくか、お問合せください。
別途、昼食代、施設訪問代(任意)が生じます。