ヴェネツィアのガラス細工
ヴェネツィアに来た私のもう一つの楽しみは、ガラス細工のお土産を買うこと。駅へ向かう最後の橋を渡って、お目当てのお店へ。
橋の上に留まっているカモメが、冬のヴェネツィアを見つめ物思いに耽っていた。わかる〜！大運河は詩的だものねぇ。
カモメに気を取られながら橋を渡って、右折。駅とは逆方向へ5分ほど歩くと、私のお気に入りのガラス細工のお店がある。
Luna Darin Glass Workshop
Salizada S. Geremia, 316
2022年の夏、ヴェネツィアで電車の乗車まで時間を潰すため、駅周辺にずらりと並ぶお土産屋を、眼鏡チェーンがあればなと思いながらも探すでもなくぼんやり見ていたら、偶然、とあるお店で素敵なものを見つけた。そのお店の若いお嬢さんのチェーンに付いたガラスについての説明がプロだったのと、ガラス玉の部分が特に美しいことから、即購入した。
実は、彼女はガラス細工職人でご自身のお店だったと、後で知った。
以来、ヴェネツィアに再訪することがあれば絶対立ち寄りたい思っていた。母達はお土産を、私も自分用にアクセサリーを物色。どれもこれも素敵で困る。
ガラス玉の綺麗なこと！
見た目もいい感じであるが、何よりも身につけた時に映える。あれこれ試着してみた。日本でもそうであるが、ベテランのお店の方はアドバイスが面白いほど的確である。おかげで満足のいく商品が見つかった。
私用にネックレスを購入したが、次回はピアスが欲しいなと、いつになるかわからぬが次のヴェネツィア旅行の楽しみに。
この日、店にいらしたのはお母さんで、色々試す私達の相手を辛抱強くしてくださった。
母が２つ、私が大ぶりのを1つとブレスレット2つ購入した。手頃なお値段というのも嬉しい。ブレスレットは長さが少々短めなので付けにくいが、美しいガラスが手元にあると知るだけで心がときめく。
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